2、3日前は肌寒くって、風邪をひきそうなお天気だったのに
今日は日差しが強くって、秋晴れを越して、まさに夏日ですネ。。。。
今回、北海道に行った目的は・・・
友人夫婦のOさんのお宅でワインを楽しむことでした
月日が立つのは早いもので
「北海道は・・・・毎月のように旬の美味しい食材が いっぱい出てくるから忙しい」と
羨ましい話を聞きました。
スタートはスパークリングからです。
前菜のお皿は・・・
手前からムール貝やヒラメのマリネ。
ヒラメはあらかじめ昆布〆していたので
とても美味しかったです。
Oさんのお宅で作ったプチトマトやバジルとモッラレチーズ。
そして、自家製の塩辛です。
スパークリングに相性が良いように
とてもあっさりとしたお味でした。
今が旬の秋刀魚のお刺身もいただきました。。。
脂がのっていて美味しい。。。
秋刀魚には、生姜醬油も良いのですが
あの日はワインと一緒だったので
濃厚なオリーブオイルや塩、ビネガーなどで
勧めていただきました。
今が美味しいからと、プチいくら丼も
作っていただき嬉しい!
花咲カニのサラダ
魚介類と相性の良いディルのお花が添えてあり
爽やかでした。
この日の白は
2004ムルソー・シャルメ・プルミエクリュ
フルーティで樽香や蜂蜜などの風味も感じて・・・
シャルドネの奥深さを味わいました。。。
秋サケのグリル。
手前のキノコは、天然のものらしく
とても風味があって美味しい。
赤ワインの牛肉煮込み
札幌のすすきの通りのチーズ専門店で
買ってきたフランス産のチーズ。
一種類だけ、石狩市内の牧場で生産しているチーズもあります。
いよいよ赤ワインの飲み比べです。。。。あの日は、素晴らしい体験をさせていただきました。
ボルドーの5大シャトーの中の
2本を飲み比べさせていただいたのです!
左側はシャトー・マルゴーで 右側はシャトー・ラトゥールです。
どちらも1997年のもの。
マルゴーは・・・最初から香りが華やかで
エレガンとな口当たりは、まるで女優のような雰囲気。
マルゴーは、ヘミングェイが愛したワインでも有名ですし
小説「失楽園」でも登場してきますネ。
ラトゥールは、濃厚なタンニンが印象的でしたが
時間とともに、どんどん複雑なアロマと
まろやかな口当たりが出てきて
尖がった青年から、いつのまにか素敵なジェントルマンに
変身していました。
どちらも余韻が長く・・・・・本当に素晴らしかったのですが
最終的には、ラトゥールに軍配があがりました。
今回、20年以上熟成されたワインをいただく事ができて
なかなか言葉では表現しにくいのですが・・・・
偉大なる豊かなワインの世界を経験することができました。
とても幸せな瞬間でした (^^)