ウィーン版ミュージカル「エリザベート」
2007年 04月 25日
オーストリア皇妃として有名な「エリザベート」の舞台が大好きで、宝塚や東宝のミュージカルを今まで何度か観劇してきました。。。。。
世界的にも人気のこのミュージカルは、1992年ウィーン劇場協会で初演されたものなのですが、現在ウィーンオリジナルバージョンが、大阪梅田芸術劇場で公演されています♪ ♪
最初で最後の完全引越し公演と言われ、奇跡の来日と呼ばれる舞台は、ウィーン版を忠実に可能な限り再現した複雑多岐な大掛かりな舞台装置で・・・・・・今まで観たエリザベートの舞台の中では、本当に見応えのある素晴らしいものでした!
一番驚いたのは、死の帝王トート閣下のイメージが、日本の舞台と比較するとかなり違っているということ~
ウィーン版のトートは若くて荒々しく、エリザベートへの思いが感情むき出しで・・・・・・・・・落ち着いた力強い歌唱力のエリザベートがとってもお姉さんに見えました。
いつもこの舞台を観る度に思い出すのが、1997年にパリで交通事故死したダイアナ元妃や、今もご公務を休まれている皇太子妃雅子様。
ハプスブルク帝国最期の華と言われたエリザベートも堅苦しい宮廷生活への絶望と反抗・・・・・・
自らの孤独の世界に閉じこもり、非難、批判を承知しながら、自由と孤高を保つ事の方が宮廷よりも大切にしているところなど、私たち一般人には計りしえない苦悩なのでしょうか~
先週末から全国ロードショーしている、英国王室におけるダイアナ元妃の突然の死をテーマにした映画 クィーンも興味深いです。
またまたホテル阪急インターナショナルでエリザベート公演記念フェアしていました。
ウィーン菓子のクヌーデル・・・・・・・クヌーデルって団子と言う意味で、よくドイツ圏の料理で見かける付け合せの団子状のじゃがいもなども、クヌーデルと言うらしい~
こちらのお菓子は、クリームチーズを団子状にしたもので、アブリコットのソースと一緒に食べる素朴なデザート。。。。。
こちらのカフェのBGMがエリザベートの音楽で、観劇後の舞台の余韻にひたれて良かったのですが、大きなお団子3個のお菓子は、いくら何でも飽きちゃって完食は無理でした(笑)
ダイエットにご熱心だったエリザベートも、お団子3個は無理だと思いますヨ~